landscape
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blue, blue age
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グループ課題のプレゼン用素材撮影で集まった日のひとコマ。この1枚は僕が撮ったものではない(僕が映っている)。課題のフィルムをまとめて預かってそのままだったのだろう。
いい画だな、と思う。
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blue, blue age
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blue, blue age
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blue, blue age
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3年生の後期が始まっていたはず。この頃、初めてのデジタルカメラを中古で手に入れた。リコーの、既に古くてかなり大きなものだったが、膨大な資料集めの度にフィルム代が掛からなくなったのは良かった。スマートメディアという、今では廃れたメモリーカードを採用していた。
日常の記録にデジカメが優れていると気付くのは、この機体を壊したあと、CASIO の EXILIM を手に入れてからのこと。携帯電話にはまだ、一部の高級機にしかカメラは付いていなかったと思う。
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硝子を磨いたように星が綺麗な冷たい晩でした。新しいお客さんに成田屋のカウンターでご馳走になった帰りのほろ酔い大通りで、なにしろ星が綺麗なので、いつも耳にする喫茶店に初めて入ってみました。
奥の窓向かいの横並び4席の端に女の子ひとり、その反対端に席をとって、むにゃむにゃと喋るお兄さんにブレンドを注文しました。目の前の窓の外ではパチンコ屋が輝いていました。本でも読もうかと思っていましたが、なにしろ星が綺麗だったので読めませんでした。品の良い、飲みやすいコーヒーを傍らにノートを開くのはだいたいどんなときでも愉しいものです。もうすっかり予定は埋まってしまい、実は何も考える余地はありませんでした。前日の脱走劇について愉快に思い出したり、対極の女の子が帰ってひとりになったり、他のお客さんが2組ほどやってきて勤め先の話をしていたり、案外酔いが深かったことに気付いてむちゃくちゃにラクガキをしたり、冷める前に飲んだコーヒーはカップの底で乾いていました。
気付くといつの間にかパチンコの灯は落ち、暗い箱になったビルの上に明るい星をひとつ見つけたのでした。なにしろ星が綺麗だったから。
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虚言を用いて脱走し、駆け込んだA喫茶の隅の陽当たりで人生を買い戻した。
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今朝、アルバイトに出勤する足取りは驚くほど軽かった。
ここしばらくそんな感じなんである。正直である。
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昼にココアをいれたところ、ポットの砂糖がきれた。
“SALT”と揃いで“SUGAR”と印字された琺瑯のポットは、学生時代にひとり暮らしを始めたすぐの頃に買ったと思う。よくスパゲティを茹でたので塩はたくさん使ったが、砂糖を使うことはほとんどなかった。それこそ、ココアをいれるときくらい。
ポットに初めて砂糖を満たした日のことは憶えていないが、14年近く経った今日、ポットが初めて空になった。そして、14年前に買ったベタついた砂糖の袋を引越しの段ボール箱から発掘し、二度目の補充をした。砂糖も塩も、腐らないのが良い。
ごくふつうの真っ白な砂糖だ。次は黒糖を買おうと長いこと思っているが、まだ当分先のことになりそうだ。
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