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リアリティのないことが唯一の救いという夢を観た。
ずっとディフェンス、死ぬまでディフェンス。
粉々に砕けてしまえば、変幻自在でどんな打撃も効かないのだと判った。
それがうどんだ。
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blue, blue age
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火を焚くと、初日が暮れていった。
2003年の7月18日。
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blue, blue age
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磯はナマコとウツボの楽園だった。水着を持っていなかったので海を眺めていたら、いつも陽気なHが一枚貸してくれた。
肩まで海に浸して隣の岩礁に渡ったり、磯を歩いたりした。少し肌寒かった。
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blue, blue age
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blue, blue age
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blue, blue age
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blue, blue age
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誰の車で、どんな面子が同乗していたのか全然憶えていないが、車列は伊豆を南下して、下田の爪木崎というところへ辿り着いたのだった。
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blue, blue age
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休学を決めたあとも実家には戻らず、橋本のアパートでひとりで過ごした。
具合の良いときには学校へ行き、話し相手を見つけて煙草を喫んだり、キャッチボールなどをした。よく遊んでもらった。
専攻の同期生たちが毎年夏に開催していたキャンプに、4年目で初めて参加した。実習室に出ていた掲示の貼紙を眺めているときに「行くか?」と振られたので、「行く」と答えた。毎年断っていたのに、たぶん処方薬のせいだと思う。
総勢20人くらいだったか、車何台かに分乗して出発した。何処へ行くとか、よく解っていなかった気がする。
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博士の異常な愛情
または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
Dr. Strangelove or: How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb
監督 : スタンリー・キューブリック | 映画 1964年
Nov. 24, 2013 鑑賞
It is the stated position of the U.S. Air Force that their safeguards would prevent the occurrence of such events as are depicted in this film.
映画はフィクションであり、現実には起こりえない——米空軍の見解として
ばかばかしい事柄について、きちんとばかばかしく描いた愉快映画。ラストシーンで流れる核爆発の映像は、BGMの歌と合わせて輝かしく美しい。歌の詞は、“また会いましょう”、“きっとまた会えるでしょう”。
これまでの歴史上、狂人の歯車が噛み合ってしまったことは何度かあったと思うが、“皆殺し装置”の存在がフィクションだったのは不幸中の幸いだった。米空軍が保証する安全な世界で愉快に生きよう。
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かみのしっぽはどこにある
あまかけるふねのわすれもの
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これは駄洒落。しかし墜ちたら洒落にならん。
改善が進みますよう。
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金閣寺
著 : 三島 由紀夫 | 小説 1956年
新潮文庫
Oct. 17, Wed., 2012–Aug. 23, Fri., 2013 読了
……いずれ菓子パンは、私の犯罪を人々が無理にも理解しようと試みるとき、恰好な手がかりを提供するだろう。人々は言うだろう。『あいつは腹が減っていたのだ。何と人間的なことだろう!』
三島由紀夫、やはり退屈だなと思いながらがんばって読んで疲弊→放置→忘却→再読→疲弊を繰り返したが、終盤から畳み掛けるようにおもしろくなって流石と思ったような、忘れた。
邪心に満ちた友との問答を描いた第八章、童貞廃棄の第九章、そして点火する第十章。退屈に感じた、丹念すぎるねちこい描写が、すべて焚木となってきれいに炎上した。
生を耐えるには認識を変えること(他の方法は狂気と死だけ)だと主張する柏木に対して、主人公は世界を変貌させるのは行為だけしかないと反論する。
この第八章の問答については、どちらの主張も体験として思い当たる節があって是非を付け難いというより、どちらも是だなと、考えさせられた。
金閣を焼くことで自分の生を取り戻した主人公の心境を描いた最後の一文は、犯罪の後でありながら解放感に満ちた爽やかさを感じるが、彼は自身の“行為”によって、世界に対する“認識”を変えることができたのかも知れない。
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