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こんなにも眩しいことがある。
なのに? それとも、だから?
自由で、広々としすぎて、見えなくなったのか、
それとも、窓が開かなかったのか……
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サイト開設以降の鑑賞記録( input for output )を追記しました。
Q : layer 3 からあとは?
A : 観たり読んだりしていなかっただけです。みっともない。
インテルを導入しました。
試しにこのページを全選択してみてください。ほら、インテル入ってる。笑
クワタ( quad )はだいぶ前からこっそり導入。
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巡礼
Jul. 15. Wed. 2009
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出勤する家主と脚色たっぷりの笑顔でがっちり握手。お世話になりました、いってらっしゃい。
メジャーリーグのオールスターゲームの中継を BGV に荷造り。
国立の喫茶店
ロージナ茶房
アイスコーヒーを注文。ノート類は出さず、読書に取りかかる。隣にかっこいいおねえさん ( たぶん年下だが ) が席をとり、スープカレーとコーヒーで文庫本を読み始める。煙草も吸う。「煙草一本くれない?」と言いそうになる。
「シーシュポスの神話」の付録を読み終えて、勘定。
中央線から八王子経由
鑓水の母校
講評会の日だった。そのため先生方は勢揃い。忙しそうでじっくり話をというわけにはいかなかったが、知っている先生方には概ね顔見せすることができた。今は研究室に勤める、同窓の DJ KEXXX ともぼそぼそ会談。小野は、まだ生きています。
ちょうど休業日だった。何でも良いから買っていこうと思っていたのだが。
鑓水を下山
弥生荘跡地
格好の悪い戸建住宅が数件並んでいる。ここで思い出を築いている家族が居るというのは妙な感覚。橋本駅に向かって歩く。変わったもの、憶えていないもの、五年も前に暮らしていた場所、町。
横浜線
菊名から東横線で横浜
P 子 24 歳は横浜生まれ横浜育ち。私 27 歳は横浜生まれ岡山育ち。横浜駅で P 子と喫茶。会話の主な内容——「帰っちゃうの?」「帰るよ」「帰っちゃうの?」「帰るよ」「帰っちゃうの?」「帰るよ」……
岡山、福山方面へのバス
そして無限の彼方
閉め切ったカーテンの僅かな隙間から漏れる高速道路の照明がせわしく車内を走る。光はいくつもいくつも流れ込み、同じ箇所で規則的に向きを変えて私の後ろの方へ飛んで行く。それを観察していると、車内が四角い箱であることが理解される。ボウマン船長が無限の彼方へ跳躍する場面を思い起こす。
9 時間弱。OKAYAMA AND BEYOND THE INFINITE
……
3 年前、平成 18 年の 2 月 28 日も、ほぼ同じ道順を辿った。奇しくも? 否。
なぜならこれは、巡礼だからだ。
オウギュスト余談
行く先々で「やせた?」と問われるも、元々やせているのだけなのだ。と思っていたが、実家に帰ると母親からも同様に問われ、一ト月ぶりだと母親でもそんなものかと思いながら体重計に乗ると本当にやせていた。2 kg ほど減量。
5 年後くらいには肉体が一次元になっていたりして。
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シーシュポスの神話
アルベール・カミュ 著 清水 徹 訳
新潮文庫
読了
Jul. 15. Wed. 2009
八年越しの難敵を半年 ( 笑 ) かかって片付けた。今年の読了一冊目 ( 笑 ) である。
たぶん八年前、「異邦人」や「幸福な死」でカミュにかぶれた私は、「シーシュポスの神話」に当然のように手を出す。しかし、最初の一行目で既に読解が追いつかない。——真に重大な哲学上の問題はひとつしかない。自殺ということだ。
もっとたくさん本を読むか、知性の進歩がなければ読めないと考えて当時は断念。そして何を思ったか、昨年末に再びその薄っぺらい文庫本を手にすることになる。
やっぱりよく解らない。
それは恐ろしい感覚だった。つまり、八年もの間に進歩がなかったことを証明するようなものだ。
我慢をして読み進めるも、ニーチェだとかキルケゴールなどを引き合いにカミュは語る。やはりそのへんをもっと読んで、なおかつキリスト教というヨーロッパの背景を知らねばならんのか? 同じ相手に二度も敗北するのは駄目だという思いと、別の本を読みたいという思いの間で揺れながらしばらく放置。
いろいろあって本を読む気自体も失せてしまった期間を経て、四月?五月?再び同書を手に取る。
解る。半分程度の理解だと思うが、少なくとも読み進めることができるようになった。
八年間も見られなかった進歩が、その後の数ヶ月で急に現れるものだろうか。おそらくそうではない。理解は進歩によるものではなく、興味によるものだろう。
そこに書いてあることを、私は知りたくなったのだ。何故だろうと考えていたことの参考に、知りたくなったのだ。
おそらく、あと何度か読む機会があるだろう。また、これを踏まえた上で「異邦人」その他、カミュの作品を再読するという愉しみもできた。
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東京に居る。
先月の中旬、東京のデザイン事務所の面接試験に呼ばれてノコノコ上京してきた。緊張の面持ちの私の前に現れた採用担当者は、私の経歴書類を見るなり言った。
「えっ、ここ(岡山)からわざわざ来たの!?」 それは、応募のメールにも書いていたはずなのだけど。
寒いも暑いも概ね我慢できる。温度差は、耐え難い。
国立に暮らしている友人の厚い好意と、暴発することのない——険悪な冷戦によって、だいぶ長いこと置いてもらっている。予定の倍、などと書きたいところだが、予定など最初からなかった。今もない。日比感謝(誤植ではない)。
三年前の二月末日、東京生活の最後、引越屋の手違いで岡山にも帰れずアパートも引き払って行き場のなくなった私はそのときも一晩、国立を頼った。彼と会うのはそのとき以来だった。他にもこの三週間ほどで何人も、友人たちと再会した。ほとんど誰もが三年ぶりだった。岡山に暮らしている三年間の総計よりも、この三週間の方が多く人と喋っただろう。これがたぶん冗談ではないところが恐ろしい。
知りたかったことが少し判った。知らなくてよかったことを少し知った。会いたかった人たちとは概ね会えている。会いたくない人はいない。会えない人とはもう会えない。
部屋にはテレビがある。午後九時過ぎ。夕飯の支度を済ませて、野球中継を観ながら、歳を重ねて(少しだけ)ポニョになった友人の帰りを待っている。
あ、ベイスターズ負けた(いつも通り)。
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もういい歳なのに収入は安定しない。いや、かなり低空飛行で安定はしているか。その割に支払いは堅実である。つもりである。
公共料金の類はつまり、私のみずほ銀行の口座からスマート自動、安心有料で引き落とされる近代便利システムであり、「あ、いっけなーい! 電話代払いにコンビニ行かなきゃ!」などという無様はないのである。「やばい、引き落とし前に口座に入金しなきゃ…… ママン、お金貸して。」という無様は何度かあった。
前置きは長くなったが、つまり自動引き落としなので金銭収支の管理をマメにしているわけだ。学生時代から年に一冊ノートを買って、家計簿のようなものをこつこつとつけてきた。二年前からはノートを買うのをやめて自前で製本した手帖を使っている。
上の写真は昨年、平成二十年の手帖。カバーのグラフィックは有り合わせのへろへろだが、中の作りはしっかりしている。
天地左右非対称の罫線を A3 用紙の両面に出力し、A6 判の 16 頁折りにする。それを 7 台用意し、糸かがりでつないだあと、背の部分を木工ボンドでカバーと接着、乾燥を待ちきれずに天地を断裁する。断裁は緊張する。カッターナイフで数枚ずつ、撫でるように断つ。押さえる定規に体重を載せる。
これを毎年大晦日に行い、あああ〜と頭を抱えながら一年の反省と後悔をしていれば、新年にはボンドが乾いて手帖が完成する。
はてさて、そんな自動引き落としなど気にせず、かうんたっく ( たかいくるま ) をヴィンヴィン乗り回せる日は来るだろうか。その前に免許取らないとなあ。
背綴じは糸かがりなので、見開きを完全に開くことができる。そのため、日々目減りする貯金残高も難なくすらすらと記入することができる。
上段右は平成二十一年版。
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空ばかり観てゐたら莫迦みたゐに思われると感じてゐた。
気付ゐたら、地面ばかり観て歩くようになつてゐた。
ゐゑ〜ゐ。
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おはよう。
具合はいかが?
今日は晴れるみたいです。ずっと部屋に居たのなら、今日は日中、近所の散歩などしてはどうか。
先日ラジオで喋っていた神経医者が言うには、昼の日光を浴びることで分泌されるナントカが、夜には深い眠りを誘うナントカβの材料になるとかナントカ。
まあ、出歩く元気があれば。カーテン開けて部屋を明るくするだけでも違うんじゃなかろうか。
おれも今日は出かけようと思います。アイデア333号とコーヒー豆などを買いに。
お大事に。
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