landscape
...
...
...
blue, blue age
...
どこまでも続く街路灯を追ってどこまでも行ってみたかったが
...
blue, blue age
...
...
...
blue, blue age
...
人の居ない町は人工のファンタジーゾーンだ。
...
blue, blue age
...
こんなやつも居たことを思い出したが、行方不明だ。
...
blue, blue age
...
肩を組んで歌った日もある。
...
blue, blue age
...
厚木の米軍機がよく飛んでいた。洗濯物もよく飛んでいった。
...
blue, blue age
...
1 : 4 : 9
...
blue, blue age
...
...
...
blue, blue age
...
一人暮らしの最初は町田でマンションを借りていた。
大学からも少し離れ、もちろん街に知り合いは居ない。その開放感がたまらなく幸せだった。
とんでもなく場違いなところに来てしまったような気がして眠れない夜もあった。
...
blue, blue age
...
入学直後、撮ったり撮られたりしている。
同じ専攻の仲間は三十人強。多くは東京や千葉、神奈川の人間で、予備校の繋がりもあったようだったが、私のような地方出身でも特に障壁を感じなかった。現役生も浪人生も、一緒くたで阿呆でばかで最高だった。
美大に入ってまず嬉しかったのは、絵を描いてみても誰からも上手いと言われなくなったことだった。
...
blue, blue age
これからしばらく、「青の時代」と題して昔の写真を載せていこうと思っている。
どこまでが“昔”でどこからが“今”なのかは定まるものではないが、上京して大学に入学、授業で初めて一眼レフのカメラに触れ、写真というアウトプットを“発見”して以降(一眼レフを手にする以前のものも少しあるが)のものを撮影順に並べていくつもりだ。
私とその周りの出来事、人々の痕跡が過去十年分のフィルムの中に眠っている。そしてフィルムは進行形で増えていくだろう。
私は一本として眠らせたままにしておく積もりはない。どのくらいの時間がかかるか判らないが、全て吐き出していこうと思う。
重要なのは、生きているうちにということだ。
***
「青の時代」は、三島 由紀夫 の著作の題名から拝借した。
語感のみを頼んで借りた題であって、小説の内容とこれから載せていく予定の私の作品を関連づける意図はない。
平成二十二年如月八日
...
blue, blue age
...
blue, blue age
...
blue, blue age
...
blue, blue age
...
RETURN to top page
...