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中原中也詩集
中原 中也 著 河上 徹太郎 編
角川文庫
読了
Feb. 25. Thu. 2010
犬が吠える、虫が鳴く、
畜生! おまへ達には社交界も世間も、
ないだろ。着物一枚持たずに、
俺も生きてみたいんだよ。
散文詩集を読むのはこれが初めてだ。
部屋の書棚に積んであったのをなんとなくぱらぱらめくり、300頁弱もあるが、小説より圧倒的に文字が少ないので、さらりと読めるだろうと思った。ちょうどレイモン・ラディゲの陰気でエロスで脂っこいのを読んだ直後だったので、さらりと、お茶を、メルシー、みたいな。
そしてさらりと三ヶ月かけて読むことになる。
書いてあるのはどういう意味なのか、とても頭を使った。しかも使った末にやっぱりよく解らない。悶々としていたところ、或る日の新聞に 谷川 俊太郎 氏のインタビュー記事があり、興味深く読んだ。
古池や蛙飛び込む水の音
という芭蕉の句にはメッセージは何もないし、意味すらないに等しいけれど、何かを伝えている。詩ではことばの音、声、手触り、調べ、そういうものが重要です。
なるほど、と思ってからはさらりと読むことができるようになった。
最後の80頁ほどを、喫茶店でコーヒーを飲みながら読んだ。勇み足をした春のような暖かな午後だった。梅の花が香っていた。最高だった。
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blue, blue age
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blue, blue age
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若さは暴力。
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blue, blue age
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this is not my work.
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blue, blue age
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this is not my work.
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blue, blue age
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18 years old
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blue, blue age
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