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五年も前の七月か。旅行帰りの P が岡山に立ち寄ってくれたのではしゃいでフィルムを込めたもののほとんどシャッターは切らず、P が帰って一週間、どうにかカウンターを回そうと早朝の誰も居ない町を歩いてみたのだ。不本意な成り行きで東京から帰ってきたばかりで、どうしてまだこんなところに居るのか、人と会うにも不自由をするのか、会いたくもない奴等から隠れて暮らさなければならないのか、そしてそれらを一挙に解決する唯一の方法はわかっていて、わかっていながら踏み出せない鬱屈。クスリがないと眠れず、体重は 60kg を割ってしまいそうだった。
このあたりは高校生の頃によく来た。そういえばおれは、数学が得意だったことを思い出した。
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宇野港芸術映画座
玉野市 宇野港野外トレーラー劇場
Aug. 12. Fri. 2011 鑑賞
昨年に引き続き今年も観に行ってきました。仕事が引けてから車で拾ってもらってレイトショウへ。最高。腹ごしらえにセルフの UDON 屋へ突入し、敢えて
SOBA を芋天とちくわ天で喰らう。最高。運転はしないから酒も飲める。最高で最低。
この日の晩のプログラムは、都市を舞台にした短編 4本。記録映画っぽいのが多くてドキュメンタリ好きとしては大変満足でした。映画鑑賞というのは "アレを観たい" というのがあって行くのがふつうだと思うけれど、こういうイベントではとりあえず行ってみて出会うというのもおもしろさのひとつかなと思います。
それにしても、もうちょっと人入りがあっても良いのになと思いました。夏の夜に野原でスクリーンを眺めるのはなかなか良いものだよ。
Uno Port Art Films Vol.2
program | Aug. 12. 2011 | 21:30 –
KURAYOSHI | Nakamura Tomomichi
倉吉を舞台とした記録。というより、倉吉を通して日本中に遍在する地方都市、即ち日本の姿を観るようなものか。
Bodega | Casimir Nozkowski
NY 貧民街の安食料品店ボデガでは 1$ ちょっとでジャンクが山ほど買える。カロリー満点で風刺の利いた愛のある記録映画。
Black Breakfast | Jia Zhang Ke
あっと云う間に終わるファンタジックなムービー。中国での急速な開発と環境破壊への告発だろう。
Mirage | Srdan Keca
"砂上の楼閣" という言葉がピッタリはまるアルケミカルシティ・ドバイの記録。そこに集う様々な人々を通してニュートラルに、とても美しい映像と印象的な音楽の用い方で淡々と、ドバイという都市のいびつな姿を浮き彫りにしている。それにしても、都市というものにはどこでも同様の歪みが存在するのではないだろうか。砂に埋もれて途切れた舗装道路は果たしてドバイだけに限ったものだろうか。
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blue, blue age
DJ Jazzy (P)Ussy, Kawamura, Nacky, and me.
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うっしー、
かわむら、
なっきー、
おれ。
ダクトが誇るマイナーグループの一翼。
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blue, blue age
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首都の危機には都庁とともに巨大ロボに変形するという噂の絶えない東京ビッグサイト。その大きさは圧巻で、四つ連なる逆四角錐の一辺は優に 10000m を超え、2011年現在でも世界最大の人工建造物である。総合火力はラピュタを凌駕するという。
上は初めて GOOD DESIGN 展を観に行ったときに 5km 遠方から激写。これ以後も G MARK の他に眼鏡とか事務機器とか文房具とかコミケとかいろいろ観に行った。
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オリンポスの果実
田中 英光 著 | 小説 1940年
新潮文庫
Jul. 18. – 24. 2011 読了
時間というのは、変なものです。十年近い歳月が、当時あれほど、あなたの事というと興奮して、こうした追憶をするのさえ、苦しかったぼくを、今では冷静におししずめ、ああした愛情は一体なんであったろうかと、考えてみるようにさせました。
なんとなく気になって、なんとなく手に取った中古本に、胸の奥をざくざくと抉られる体験に私のマゾヒズムはもうおなかいっぱいです。これを読んで畳上を転げ回るようなやつとなら良い友達になれそうです。女の人はどうだろうな。男子のみが持つ "女々しい" という性根が全編に溢れた一人称小説なので、女性が読んでも完全に一致した共感は得られないかも知れません。ただ、共感はなくとも此れを嗤わないでほしい。
青年の回顧手記の形をとった小説の最後に示された問いかけを、可能ならばおれも問うてみたかった。
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たまには左手でするのもいいよね。
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開催前に告知をしたかったのですが、岡山の犬島で今年も「犬島時間」が開催されています。詳しいことは下にリンクしたオフィシャルサイトを参照していただければと思うのですが、アート作品と一緒に犬島を堪能しようと、そんな感じのイベントだと思っています。
私は昨年からボランティアのスタッフとして参加していますが、田舎のおばあちゃんちに居るような、子供の頃の夏休みのような、そんなのんびりとした時間が流れています。犬島時空の中では、現代人は 4倍のんびりとした時間をすごすことができるのだ。
8月 7日(日)までです。土日は岡山駅から宝伝港までの直通バスが出ています。
第八回 犬島時間
7月 30日(土) – 8月 7日(日) | 休 : 8月 3日(水)
11:00 – 16:30 鑑賞料 ¥500
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上記の犬島時間で拙作のポストカードを取り扱っていただいております。犬島の港の景色をぐるっとパノラマほぼ 360° で撮影したフィルムをそのまま印刷しました。並べると景色がつながるので、ぜひうっかり 2枚買っていただければ私が喜びます。
島で見かけましたらどうぞよろしく。
犬島時間ポストカード
1枚 ¥150
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