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blue, blue age
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私服を着てきた転校生の女の子は、「ずるい、校則違反だ」とからかわれた。
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blue, blue age
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思えば遠くへ行ったもんだ。
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ディア・ハンター
マイケル・チミノ 監督 | 映画 1978年
Feb. 17. Thu. 2011 鑑賞
時間がありそうだったのに「ゴッドファーザー part 2」が貸出中だったので他の棚をスキャンしているときにデニーロと目が合ったので連れて帰った。どっちもデニーロだし……
鹿撃ち名人のデニーロがベトナムに招集されてシモヘイヘばりの大活躍をみせる映画ではない。監督の解説の言葉によると、"人生の苦難" を描いた物語だそうである。私はそれを、"アメリカ" を描いた物語だと感じた。
ロ・ロ・ロ・ロシアンルーレットのシーンは "演技" と判っていてもじりじりする。
鹿撃ち仲間のやたら目立つデコ野郎、何か見たことあるなと思ったら「ゴッドファーザー」のフレドだった。コッポラ監督にもチミノ監督にも激賞されていた俳優さんだったが病気で早くに亡くなったそうで、この「ディア・ハンター」が遺作ということだそうな。
良い映画だと思ったが、邦題のロゴは、あれは違うと思う。デニーロがシモヘイヘばりの大活躍をしそうな、あのロゴはそんな感じがする。
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ゴッドファーザー
フランシス・F・コッポラ 監督 | 映画 1972年
Jan. 21. Fri. 2011 鑑賞
21世紀にもなってやっと観ました。今更私が述べるまでもありませんが名作です。名作であることを確認できて良かった。3時間オーバーの長尺ですっかりマフィア気分になった上でそのまま同じ尺のコッポラの解説付きを再鑑賞、通しで7時間もファミリーの愛憎を眺め続けました。飽きることなく、ちょっと胸焼けしつつ。
アル・パチーノ、すごいな。最初と最後で全然顔つきが違うんだもん。
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今年も作りました、収支手帖です。グラフィックについては、ベネチアを旅したときの風景を再現してみました。嘘です。国外に出たことすらありません。沖縄にも行ったことありません。北海道は修学旅行で行きました。造本については昨年とほぼ同じ。余り物のクリーム色の紙を用いたカバーはがんだれで、今年も私の緊縮財政の記録を堅牢に守ります。
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exhibition no. 11
2010:
A Setouchi "G" Odyssey
Operation "G" 1st.
昨年秋に実施された第一次G作戦の模様を克明に描いた迫真のドキュメンタリ。瀬戸内国際芸術祭に潜入した美術家 H と応用美術技師 O がモーターサイクルで限界突破をした果てに見た "G" の姿とは?
ぱかぱか画像か、以下のリンクをクリックしてご入場ください。全 13頁に及ぶ無限の彼方への旅を、どうかおしまいまでご覧いただければ幸いです。
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豊島美術館を鑑賞の後、家浦の港へ戻った我々は、レンタサイクルの残余電力の消化を目的とした近隣流しで反エコ活動を遂行したが、師走の寒風と当て無き暴走の虚無に敗北し、それもすぐに中止して船の待ち合い所に引き込んだ。時計と海を交互に眺めながら、互いに語ることなどもう何もなかった。定刻より早く着く筈のない船を、それでも早く来ないものかと待ち続けた。
フェリーでは海を見る気も起こらず、むさ苦しい客室に籠った。私は座席から一歩も動かず、しかしまだフィルムカウンターの上がっていないカメラを客室のそこここへ向けては、「つまらん、つまらん」と呟いてシャッターボタンを持て余した。やはり隣に座って動かない H も、何かブツブツと呟いていた。
宇野港に着いた我々は船内放送に促されるまま、液体のように下船した。どこで一服というでもなく、無言でまっすぐ、H の車を停めた駐車場へと歩いた。免許を持たない私は助手席へ滑り込み、冷え込む車内の暗闇に浮かぶカーナビの画面を横目でぼんやりと眺めた。矢印も現れる文字も私には無関係に思えた。
田舎の国道は家路をのろのろと急ぐ自動車が列を成し、テールランプの赤が私の眼を焼いた。暴力だと思った。フィルムを使い切ってしまいたかったので、立て続けに巻いては撮った。すぐに終わった。一日かけて結局つまらないフィルムを作ってしまったと思いながら、ロシアンカメラの固い巻き戻しを回していると、隣で運転をしている H の呟きに気付いた。それは思い返せばフェリーからこちら、ずっと聴こえていた。
彼は運転者の義務としてまっすぐ前方の光の渦を見つめたまま、こう呟いていたのだ。「What the hell! What the hell! ... 」
これが第二次G作戦の顛末だ。信じるも信じないも自由だ。ただこれだけは言える。これが真実であろうとなかろうと、何の意味もないということを。
H 氏のサイト | わくせいひつじ08番
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第二次?
そう、第一次作戦があったのだ。
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豊島美術館
Dec. 22. Wed. 2010 鑑賞
身も心も懐も寒い師走の日、もはや瀬戸内国際芸術祭で堪能済みの豊島に再上陸した目的はこの施設でした。
アート作家の内藤礼さんと建築家の西沢立衛さんの共作と言えば良いのでしょうか、建物自体が巨大な作品です。建物の中では超現実を見るような感じがしました。ぽっかりと大きな穴が空いていて、そこからは豊島の風景が見えますし、雨が降ればそのまま入ってくるほど外界と繋がっているはずなのに、内部では時間の流れが違うような、不思議な空間です。
ここを観るだけでも豊島へ渡る理由にはできそうです。そのときは港で自転車を借りていくと、島も楽しめるはずです。
開館は日中だけなのですが、夜中はもっとおもしろいだろうなと想像できます。真暗の中に星空が丸く切り取られている。
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全力で自転車をこいでこの坂をまっすぐに下れば第一宇宙速度に達して水平線を越えられると思ったけれど、4時間 ¥1,000 のレンタサイクルは家浦の港へ返さなければならないことを思い出して、飛ぶのはやめた。
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竹林の向こうの湖に、超新星の輝きを放つ岩がある。外観は安っぽい樹脂の塊に似ているが、豊島と大宇宙を繋ぐパワースポットだ。眩しすぎて撮れなかった。
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未知との遭遇
スティーブン・スピルバーグ 監督 | 映画 1977年
Jan. 16. Sun. 2011 鑑賞
私は糸井重里の「MOTHER」が好きで「MOTHER百科」も擦り切れるほど読んでいるので、モチーフとなったであろうこの映画もいつか観なければならんと思っていたので観ましたが、全くおもしろくなくてびっくりしました。いつおもしろくなってくるのか、120分超のロングタイム待っていたのですが、そのまま終わってしまいました。
あと 20年若ければ楽しめたかも知れないと思ったのですが、 そうでなくて "20年前" に観たならもしかすると楽しめたかも知れない。
スピルバーグの映画といったら、「レイダース」や「ジュラシック・パーク」みたいなアクション活劇が金曜ロードショー的におもしろいのですが、そのへんとはちょっと毛色の違うやつで「激突!」という初期の作品がめちゃめちゃおもしろいです。私の大好きな映画のひとつです。あと「1941」というめちゃめちゃ阿呆な映画も撮っています。三船敏郎まで起用して、阿呆です。
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