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夜の所為で眠れず、夜明けから午後まで惰眠し、鏡の中で白髪の鼻毛を見つけたものの、コーヒーの湯気を散らし合って全部チャラ。
これでいいのだ。平成26年の3月2日。
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何の罰で朝になってしまうのか。
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紅茶のような香りがする文学。
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もっと雪が積もった。
景色を切り取るために度々足を止めて、アルバイトなんか遅刻しても構わないと思った。こっち側が人生だと思った。
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Bianca StewartLast time we went swimming, the sea stood up and hugged you as though you were responsible for keeping it blue.
2014年2月のメモより
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アイズ・ワイド・シャット/Eyes Wide Shut
監督 : スタンリー・キューブリック | 映画 1999年
シネマ・クレール
Sep. 8, 2015 鑑賞
18歳でモノリスより啓示を受けて以来、キューブリックが好きだと認識してきたが、若い日に「Clockwork Orange」の特殊言語に侵された他は、近年になってようやく「Barry Lyndon」(良かった)と「Full Metal Jacket」(あんまり)、「Dr. Strangelove」(ウム)を観た程度のにわか者である。
地元の映画館でキューブリック特集が催され、ラインアップにあったので観に行った。こういう機会でもないと観ないだろうと思った。遺作、トム・クルーズという他は、何についてのどういう物語だとか、全く何も知らなかった。
観た。うーん、おもしろかったかな。よくわからないけど。
男と女の、映画にはあまり求めていない分野だなと思ったが、さすが、映像は構図も色彩もすべて美しく、抑制の利いた演出も良かった。
いろいろな怪事件についてどうとでも解釈できたり、奥さんとの関係が壊れそうだったり戻りそうだったり、すべて自分の認識次第、信じるか信じないかとか、そういうことかな?と思った?
まあ、とりあえず「FIDELIO」ということで。
シネマ・クレール | cinemaclair.co.jp
岡山市北区丸の内
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スクラップブックとしてだらだら続けているTumblrに英語のメッセージがあり、がんばって読んでみると、ただのラッキーによりドイツの作家さんが作品を贈ってくれるということで、がんばって返信したところ、本当に作品が届いた。
「bellmer」という作品らしいが、どういう意味か検索にかけてみると、ハンス・ベルメールという人物が多くヒットし、ドイツの球体人形作家とのことで、絵と照らし合わせてなるほどと思った。
友人や、ネット上でしか知らない人などとも、いくつか作品のやりとりをしたことがあり、それはとても愉しく嬉しい体験で。本来は購買のものを物々交換したり。
英語音痴ながらも、なんとか言葉を並べてカナダや台湾やドイツの人々と意思疎通できているような気がするのも、インターネットはすばらしいし、自分が視覚伝達の分野にいることで、言語に先んじて印象を与えることができるのもラッキーだと思った。
先日ドイツ宛に、自作の手帳を贈った。
日本の暦なので実用のしようがないと思うが、謎の日本人からなんか届いたという程度にワクワクしてもらえたらと思った。
このサイトでキャプションなどに英語を用いているのは、欧文かっこいいの西洋かぶれもあるけど、取り扱っているものが写真やイラストなど、主にビジュアルアートだから。ドコのナニ人が観ても解るというか、何か感じられると思うから。
日付と場所くらいしか判らないけど、できるだけワールドワイドフレンドリーに。僕が書ける程度のものなら日本人も判ると思うし。
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パリコレ | おしゃれ雑貨店
ONLINE SHOP
http://roomnumber204.sakura.ne.jp/parikore/
昨年12月頃からオンラインショップを始めたのでした。手帳やZINEなどを取り扱っています。
現在プッシュしている商品はありません。新展開があれば忘れた頃に告知するかもしれません。
とりあえずヘッダにリンク「parikore」を追加したので、たまに覗いていただければ幸いです。
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インターステラー/Interstellar
監督 : クリストファー・ノーラン | 映画 2014年
メルパ岡山
Nov. 28, 2014 鑑賞
穏やかな夜に身を任せるな
老いても怒りを燃やせ、終わりゆく日に
怒れ、怒れ、消えゆく光に
アンドロイドたちの機動や人間臭さが印象に残り、細部は忘れてしまったが、とてもおもしろかった。
そもそもはインターネットで見かけたこの映画の一場面の強烈な引力だった。それは制作スタッフや科学者が最新の知見を再検討して導いた、ブラックホールの観測想像図だという。
子供の頃から天体に興味があり、中でもブラックホールという現象のわけのわからなさは今でも心を捉えて離さない。シュバルツシルト半径に踏み込んでしまった者としては、なんだか映画の宣伝が父娘の絆みたいなハートフル路線だろうが、巨大ブラックホールの映像さえ体験できれば良かろうと思った。
が、ひとしきり人間の無力さを見せられたあとで、「Stay!」と叫ぶ親父で涙腺決壊。年齢的に父親の立場から感情移入していた。序盤からコツコツ揺さぶられていたのだけど、最初に水位がスレスレになったのは、通信の度にみるみるオッサンになっていく息子が「どうせもう聞いてないんだろ(死んだんだろ)?」みたいに折れてしまうとこ。
以後は主に親子関係でハンカチを手放すことができなかった。
二つの思想を対比させていたように思う。
個を捨て種を残すという合理主義的なものと、そうとは割り切れない自己保存の本能や近親者への親愛に基づくもの。前者はブラウン父やマン博士などが担い、その限界を示した。
この物語では、例えばクーパー親父が娘と再会したい一心の悪あがき、クーパー娘がダメ兄貴(でもたぶんいいヤツなんすよあいつも)から妻子を救うために実家へ引き返したこと、さらにブラウン娘が恋人会いたさの私欲で進路に推薦した惑星が可住惑星であったことなど、結果的にはすべて「愛」に基づく行動が人類を救っている。
万能5次元人と合わせてご都合主義そのものなのだけど、こんなヒューマンな温かさを、どんな時代も捨て去ってはいかんのよねと都合よく思う。
そうだったらいいよねと、夢のあるサイエンス・ファンタジー。
5次元部屋から娘に叫ぶ「Stey!」。
これ、自分が外宇宙へ旅立つ過去の場面を目の当たりにしながら「行くな!(行ったらもう娘に会えない)」「行かせるな!」という、後ろ向きに過去を変えようとする言葉としては通じないのだけど、「そこにそのまま居てメッセージを受け取ってくれ!」という、先の希望を託す言葉は、ちゃんと娘に届く。
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雪が積もった。
前の晩遅くまでお茶を喫んで、凍った雪の歩道を踏みしめながら帰り、すぐに夜が明けてアルバイトに出かけた。
遠回りを想った。色彩が増幅されて、すべて眩しく突き刺さった。
考えないようにして楽しくやってきたのに、無視できなくなった現実は改めて情けなかった。
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新鶴見橋をくぐる小さなトンネルを抜けたところで、階段に腰掛けて煙草を喫みながらサボっている郵便配達夫のオッサンと目が合った。急いでいたので足早に通り過ぎたが、オッサンは悠々と、悪びれる様子もなく。
ああして配達が遅れて、一日、二日、諸々の期日が曖昧に溶けていけば、いろいろ不便で、世の中暮らしやすいだろうと思った。
Feb. 7, Fri.
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