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杉本博司 アートの起源 | 建築
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
Apr. 26. Tue. 2011 鑑賞
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丸亀の猪熊弦一郎現代美術館で今年一年を通して杉本博司の展示を行うという企画の第二回目(全四回)。そして私は第一回目をしっかり見逃しているという不勉強者です。
杉本さんと云えば私のアンテナにはよく引っかかるお名前なのですが作品自体を観たことがあまりなく、昨年秋に瀬戸内国際芸術祭の女木島で遭遇した氏の作品は「そんなバナナ」と言いたくなるようなアレで、しかし私はアートマニアではないし現代アートについてのリテラシーにはあまり自信もないので、解らないのはおれが阿呆なのか、それとも…… とにかく、気になる存在なのでした。見逃したくせに。
"建築" をテーマにしたという今回、写真作品を中心にアーキテクチュアいろいろ。「はあ、きれいだな」ということではないはずなので二度三度往復してみたが、やはりよく解らず。帰宅して解説を読んでみてからやっと合点がガッテンした。
なるほど、私は作品鑑賞に当たって先入観を排除するために下調べや解説を避ける方だが、こういった現代アートに関しては素直に下地を用意しておいた方が楽しめるのかも知れない。それとも現代アートが解るという人はそうした下準備がなくともそれが何であるのか自力で解読できるのだろうか。
まあ、何事も勉強が要る。第三回、第四回も観に行ってみようと思う。
常設の猪熊さんの絵画は安心のクオリティ。美術館自体も開放的で心地良い。岡山からだと瀬戸大橋の料金がちょっと高いものの、近隣ではいちばん好きな美術館です。
今回の展示は 5 月 15 日(日)まで。
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blue, blue age
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瑞々C。
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blue, blue age
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若いうちは何でもありなのだ。
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blue, blue age
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たぶん初 AGFA。しかも HDC。とんでもねえ発色だ。頭が痛い。
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平成 19 年のこと。歌詠みの内藤さんの歌集のジャケットを制作させていただいた。今よりもっといろいろなことが解っていなくて不安も大きかったが、内藤さんには気に入っていただけた。
これをやっていなかったら、人から頼まれて創るという世界へ、今のように踏み込めただろうか。
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群馬から来訪した N さんと砂丘でも見に行こうということになった。カメラは壊れるだろうし荷物は邪魔だと思ったので、タオル一本を首に巻き、財布と手帖とペンをパンツのポケットにねじ込んで出掛けた。八月のど真ん中のよく晴れた日だった。
砂丘までは鈍行とバスで 5 時間ほどかかった。途中で立ち寄った津山の喫茶店でお盆を持って立っていたおねえさんがきれいだった。おじいさんに乗り換えを尋ねられたが、県北の岡山弁は最初さっぱり判らなかった。一両だけのディーゼルが山間部の単線をとことこ、脇から伸びる木々の枝に撫でられながら進んで行くのを眺めるのは一向に飽きなかった。すれ違い待ちのホームで、涼しい山の空気を吸った。
砂丘は夏の日差しで真っ白に輝いていた。砂の丘を登り、その向こうに一直線に拡がる日本海の水平線を見た。おれと N さんは水の澄み切った波打ち際にしばらく無言で座っていた。丘のあちこちで女の子が泣いていた。眼に、砂が入ったのだろう。
滞在時間は 30 分ほど。それだけで充分に砂と日差しを堪能した。渚のアイコンタクトで砂丘を後にした。スニーカーに入り込んだ砂を乗り換えの駅毎に捨てながら、来たときと同じくらい時間をかけて岡山まで戻った。行きの鉄道でずっと一緒だったにいちゃんの持っていた Nikon の F3 が砂丘で壊れなかったか、そればかりが気掛かりだった。
砂丘のなだり険しき只中に我は立つ何の塚か知らねど
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